弁護士が脚本を書くと、何が変わるか
専門知識を「武器」としてクライマックスに置くこと。そしてリスクを完成後ではなく企画段階で外すこと
このノートが扱う原則: 原則10・原則7
引用した作品・データ: お客様は神様?
私は弁護士で、脚本も書きます。この組み合わせが脚本に何を持ち込んでいるのか、2つあります。
ひとつ目は、物語の作り方です。「お客様は神様?」という作品では、理不尽な客に追い詰められた店の側に弁護士が現れ、その行為がどの罪にあたるかを一つずつ名指しして、場面が逆転します。視聴者が知らなかった知識が、最も追い詰められた瞬間に「武器」として出てくる。この構造が、感情のピークを作ります。専門知識は説明のためではなく、逆転のために使います。これは法律に限りません。御社の業界の「現場の人だけが知っていること」は、同じ位置に置けば同じ力を持ちます。
ふたつ目は、リスクの外し方です。景表法、薬機法、著作権、肖像権。多くの制作現場では、できあがった動画を法務がチェックし、問題があれば作り直します。これは費用も時間も、作り手の気力も削ります。私たちは、企画の段階で外します。脚本を書く人間がそのまま法的なリスクを判断できるので、「この表現は使えない」が撮影の前に分かります。出演者との契約や著作権の処理も、代表である私が直接担当します。
それでも万一、公開後に問題が起きたとき。私たちは初動から一緒に動きます。その範囲と費用の負担は、契約で先に決めておきます。「炎上しません」とは言いません。言えるのは、リスクを先に外し、起きたときの動き方を先に決めておく、というところまでです。
御社ならこう使う
御社の業界で「これを言うと問題になる」表現は何でしょうか。それを避けながら、なお面白い物語にするのが、私たちの設計の出発点です。最初の打合せで、避けたい表現を先に教えてください。
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なぜ私たちは「再生数の保証」をしないのか。ものさしの話をします。
この考え方で、貴社の台本を書きます。
オンライン60分のヒアリングをもとに、目的と指標の確認、ペルソナ重複判定、企画3案、第1話の台本、決裁者向けサマリー1枚までを無料で作成します。制作の発注とは切り離してご判断いただけます。